洗口剤について

2024.07.12

こんにちは。JR稲毛駅前、千葉総合歯科稲毛、歯科衛生士の望月です。

最近は日差しが強く、気温と湿度が上がってきて夏がいよいよ近づいてきた感じがしますね!

湿気でジメジメしているのは苦手ですが、汗をかいて、お風呂に入るとすごくさっぱりしていて私は大好きです。

ということで、みなさんさっぱり気持ちよくなりたいとおもい、今日はマウスウォッシュ(洗口剤)について話していきたいと思います。

マウスウォッシュは液体の液体のオーラルケア用品で、目的用途としては、お口の中を洗浄したり、爽快感をだしたり、口臭を防ぐ目的で使われます。

よく間違えやすいのが、デンタルリンスと呼ばれる液体歯磨剤がありますが、マウスウォッシュはうがいのみで完結しますが、デンタルリンスは口に含んだ状態もしくは、口をすすいだあと直接歯ブラシをするというような、歯ブラシをするということが必要になってきます。

マウスウォッシュには、化粧品と、医薬部外品の2つに分類されており、医薬部外品の製品は、製品ごとにさまざまな薬用成分が配合されて、使用用途が変わってきますので詳しく説明していきたいと思います

化粧品に分類されるものには、口の中を浄化する効果や、口臭を防ぐ効果があります。

医薬部外品に分類されるものには、上記の効果に加えて、配合されている薬用成分によって、虫歯の予防、口臭の防止、歯肉炎の予防の効果があります。

虫歯の予防には、イオン系か非イオン系のに種類があり、イオン系には歯面やバイオフィルムと呼ばれる汚れが膜状に固まっている表面に効き、簡単に言えば歯の表面からの効果があり、グルコン酸ヘキシジン、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウムが配合されているものが良いです。

一方で非イオン系には、バイオフィルムの内側から効果を発揮し、ポピドンヨードやイソプロピルメチルフェノールが配合されているものが良いです。

口臭の防止をしたい場合には、口臭の原因菌を減らす、塩化セチルピリジニウム(表記がCPCと書いてあることもあります。)か、クロルヘキシジンが配合されているもの、口臭そのものを別の匂いで消す、お茶やハーブ、フルーツ香料のエキスが配合されているものが良いです。

歯周炎の予防効果があるものには、グリチルリチン酸や、トラネキサム酸が配合されているものが良いです。

ここまでマウスウォッシュについて話していましたが、マウスウォッシュを使う上で忘れないで欲しいことは、あくまでも歯ブラシ後に使う補助的な清掃用品であって、単体で使い続けても、汚れ自体が完璧に落ちるわけではありませんので、歯ブラシと併用して使うことが大切です。

ただ、妊娠初期などに起こる悪阻が辛い時期や、何かしらの理由でどうしてもブラシが使えないなどのことがあった場合には、マウスウォッシュを使うだけでも何もしないよりかは効果は出てくると思います。

もし何かわからないことや、マウスウォッシュ選びで悩んでる方がいたら、ぜひ当院のドクターや歯科衛生士に相談してください。

スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。

千葉総合歯科稲毛 矯正歯科

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