口呼吸について

2023.06.21

こんにちは。JR稲毛駅前千葉総合歯科稲毛、歯科衛生士の吉野です
梅雨の晴れ間が続き気温の高い日が多くなってきましたね。

みなさんは呼吸を鼻からしていますか?
それとも口から呼吸をしていますか?
普段、自分が鼻で息をしているのか、口から息をしているのか、自分ではなかなか気にしていないものです。
ですが、「鼻呼吸」と「口呼吸」とでは体への影響が大きく異なるのはご存知ですか?
人間は鼻でも口でも息はできますが、本来、呼吸は鼻でするものです。それが、鼻が詰まっていたり、癖などによって、口呼吸に変わってしまうのです。最近では、コロナ禍により長くマスク生活をしていることによって、口呼吸になってしまったという人も多くいるようです。
しかし、普段何気なくしている口呼吸は身体へさまざまな悪影響を及ぼします。
今回は口呼吸によって生じるデメリットと、鼻呼吸への改善方法について紹介させていただきたいと思います。

【口呼吸のデメリット】

1.口臭や虫歯のリスクが高まる

口で呼吸をすることによって、だ液の量が減り口の中が乾燥しやすくなります。
お口の中が乾燥することによって、虫歯や口臭の発生原因へとつながりやすくなります。

2.風邪をひきやすくなる

鼻呼吸の場合、鼻毛などがフィルターの役目をしますが、口呼吸になると直接ホコリや細菌やウイルスなどが直接体内に入り込んで、風邪をひきやすくなります。

3.歯並びが悪くなる

口呼吸が習慣化すると常に口がポカンとあいたままになり、口周りの筋力が弱まります。
そのため、舌が前に押し出され歯が外へ傾斜するようになり歯並びが悪くなります。

4.睡眠時無呼吸症候群のリスク

口呼吸が続くと睡眠時に舌が喉の方に下がりやすく、鼻からの空気の流れを遮断して無呼吸症候群につながります。





口呼吸から鼻呼吸へ改善する方法

口呼吸によって口周りの筋力が衰えている場合、日常生活において、意識的に口呼吸から鼻呼吸に改善していきましょう。
鼻づまりが原因で口呼吸になっている人は、まずは耳鼻科に相談をすることが大切です。



あいうべ体操

口周りの筋力トレーニングには「あいうべ体操」が効果的です。
あいうべ体操は「あ、い、う、べー」と口全体を使って発声する方法で、歯みがきの後やちょっとした隙間時間にできる舌筋を鍛える体操です。



①「あ~」と口を縦に大きく開けて
②「い~」と口を横に大きく開けて
③「う~」と口をすぼめて
④「べ~」と舌を出せるところまでだして
声は無理にださなくてもいいのですが、この体操を1日に30セット行うと効果がでてきます。
1度にやらなくてもいいので、朝昼晩3回に分けたり、入浴中や寝る前などがおすすめです。


矯正治療を受ける

歯並びが原因で口呼吸になっている場合は、歯列矯正をすることによって改善が期待できます。
歯列矯正の場合、歯並びの状態や年齢によって治療方法が異なるため、是非お気軽にご相談下さい。



スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。

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