お口の中の唾液の働きと重要性 2023.02.01 こんにちは。JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科 歯科助手の角田です。2月に入りましたが、まだまだ寒い日が続いていますので、引き続き体調にはくれぐれもお気をつけください。さて本日は【お口の中の唾液の働きと重要性】についてお話ししたいと思います。皆さんは普段当たり前のように食事をしたり、誰かと会話を楽しんだり、呼吸をしていると思いますが、そもそも唾液の役割がお口の中でどのくらいあるのかご存知ですか?人間は誰しも1日に約1〜1.5ℓの唾液を分泌すると言われています。唾液の働きは大きく分けて7つあります。1 食べ物の消化を助ける2お口の中を潤し、清潔に保つ3味覚を感じやすくさせる4 食べ物を飲み込みやすくする5 歯を守る6 細菌の活動を抑える7 お口の中の汚れを洗い流すこのように唾液の働きには食事をする上で、食べやすくしてくれるだけではなく、外部からの細菌など目には見えないものからの侵入を防いぎ、ご自身の体を守ってくれる免疫機能にも重要な役割を果たしてくれています。しかし、お口の中が乾燥し所謂口腔乾燥(ドライマウス)と呼ばれる状態になってしまうと、これだけの役割と働きが失われてしまうことになります。特に就寝時には唾液の分泌量が減少し、その間に細菌が繁殖しやすくなると言われているため、就寝前に丁寧にお口の中をケアする必要があります。唾液の分泌量が減ることで虫歯や歯周病の原因に繋がったり、口内炎が出来ることがあります。唾液の分泌量が減少する原因としては、年齢と共に少なくなりやすいと言われることが多いですが、それだけにとどまらず、ストレスや日々の疲れが蓄積することでも減少すると言われています。その為お口の中が乾燥していると感じた時は注意が必要です。食べ物が飲み込みにくくなったり、口が乾くなど症状が出た際に、自分でできる唾液の分泌量を増やす効果的なポイントがあります。1 食事はよく噛んで食べること2 水分をとる3 酸っぱいものを食べる4 唾液腺のマッサージをする最後の唾液腺マッサージは誰でも簡単にできるのでオススメです。唾液腺には3つあり、1つ目は耳下腺です。こちらは耳たぶの横、上の奥歯あたりを優しく回すように押してください2つ目は顎下腺です。顎の先端から耳の下まで優しく押して下さい3つ目は舌下腺です。顎の真下から舌を押し上げるようなイメージで押してくださいこれらのマッサージを食事する前10回ほど行うと唾液の分泌が増え、食事がとりやすくなります。是非試してみてください。その他、何かわからないことがございましたらいつでもご相談下さい。スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。 < ドライマウスについて子供の矯正インビザラインファースト > ブログ記事一覧をみる