日本口腔インプラント学会 2022.11.30 こんにちは。JR稲毛駅前千葉総合歯科稲毛 矯正歯科 歯科衛生士の宮内です。入社してからずっと「鈴木歯科医院」だったので、変な感じでしたが、ようやく新しい医院名にも慣れてきました。自分の名刺も新しい医院名のものになって、心機一転、頑張っていこうと思います。9月に日本口腔インプラント学会学術大会に参加してきました。学術大会は歯科衛生士には少し難しい内容ですが、講習会も勉強も読書も、自分にとって多少難しい内容のほうが、自分のためになると思っています。学術大会は毎年参加していますが、コロナの影響で2020年と2021年はweb開催・・・、今年からようやく現地開催(名古屋)でした!webも手軽で良いですが、やっぱりセミナーは現地開催に限ります!2日間みっちりインプラントを学んで来ました。(ランチョンセミナーのお弁当、名古屋名物ばっかりで美味しかったな〜)今回はインプラントのメインテナンス(定期検診でのクリーニング)についてお話します。当院は、インプラントの患者さんが多いので、衛生士も普段から多くインプラントのメインテナンスを行っています。衛生士もインプラントについてしっかり学んでいますので、当院でインプラントを受けた患者さんは、その多くが良好な状態を保っています。インプラントメインテナンスでのチェック項目はいくつかあり、細かな目が求められます。・粘膜の状態の観察、触知見て色調や、腫れ発赤、炎症がないか、触って出血や排膿がないかを確認します。・上部構造(被せ物部分)のチェック欠けていないか、しっかり磨けているか、汚れが停滞しやすく磨きにくい形態ではないか。・インプラントのチェック揺れていないか揺れているだけの場合は主にインプラントを留めているネジの緩みが原因の場合がほとんどです。揺れと沈み込みがある場合はインテグレーションの喪失(インプラント周囲炎によって骨とインプラントの結合の喪失)を疑います。・咬み合わせのチェックインプラントの咬み合わせのチェックマウスピースがしっかり使えているかのチェック・インプラントのセルフケアの指導インプラントの上部構造形態に合わせたセルフケア方法の確認、指導を行います。・プロケアで細部までしっかりクリーニングインプラントは適切なお手入れによって、長くご自分の歯と同じように使う事が出来ます。患者さんがしっかりご自分の歯で何でもお食事ができるよう、健康寿命延伸のため私たちは日々学んでおります。何かお困りの事がございましたら、いつでも歯科医師、スタッフにお尋ねください。スタッフ一同、みなさまのご来院を心よりお待ちしております。 < 歯髄疾患について少年のスピロヘータの行方 > ブログ記事一覧をみる