味覚障害について

2022.11.22

こんにちは。JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 歯科衛生士の木田です。
先日、石焼き芋を販売している移動車を見かけました。あの声や匂いにつられて、つい買ってしまいそうになりました。
○○な秋はいっぱいありますが、皆さんはどんな秋を思いますか?私は食欲の秋を感じます。
そこで○○な秋にちなんで味覚の秋!ということで味覚障害についてお話ししたいと思います。
味覚には「甘味」、「酸味」、「塩味」、「苦味」、「旨味」があります。この味覚を伝えるのが味蕾という味覚受容器です。何らかの原因で味蕾の数が減少萎縮することにより味覚が感じにくくなります。
味を感じる味蕾は短いサイクルで変わり、新しい細胞に変わります。その時に必要なのが、亜鉛です。亜鉛不足になると新陳代謝が悪くなり味覚障害を引き起こす原因にもなります。
【味覚の働き】
①食べ物の味を感じ、食欲を促進させる ②食べ物を分別し、危険なものを食べないようにする
③唾液を分泌させる
④消化液の分泌を促し、消化を促進させる⑤生体に必要な成分を含んだ食べ物を摂取することを助ける働きがあります。
【原因】
①唾液の分泌の低下→加齢、シェーグレン症候群、ドライマウス
②全身疾患によるもの、妊娠やヤケドでもなることがある
③カンジタ症、舌苔
④貧血、亜鉛不足
⑤歯周病
⑥突発性、ストレス(自律神経の乱れ)
⑦不規則な食生活
⑧お薬による副作用による味覚低下など
【症状】
・食べ物の味が本来より薄かったり、濃く感じる
・何食べても味がしない、美味しくない
・食べてないのに苦味や渋味を感じる
・特定の味を他の味と間違える
【治療】
原因によりそれぞれにあった治療方法で進めていきます。
・歯周病→歯周病の治療
スケーリング、SRP、TBI
・カンジタ症
抗真菌によるうがいなど
・貧血
鉄分、亜鉛の投与(牛肉、乳製品、海藻類、ココアなど)
・唾液腺マッサージ
 唾液を出してお口を潤すことで味覚障害の予防になります。
マッサージは3箇所あります。耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つで全部の指を使って耳から顎の下を力を入れずに指で軽く圧迫するように優しく行うと、歯周病や口臭予防にもなります。
・不規則な食事
バランスの良い食事を3食とることが大切です。
味覚障害は高齢者に多く見られがちですが、
若い世代のひとでもさまざまなストレスや偏食により味覚障害を引き起こしてるケースも少なくありません。
自覚症状がある場合はもちろんですが、まわりに指摘されることが続いたりしたら受診するようにしましょう!
美味しく食事ができるようにお口の中を整えましょう。
スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。
千葉総合歯科稲毛 矯正歯科

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