こんにちは JR 稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニックの歯科医師の吉沼です。
コロナウイルスもワクチン接種も広まりつつありますが感染の拡大を抑えることが難しく我慢の時期が続いていることと思いますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。ウイルスは見えない敵であるために不安やストレスも溜まってくると思いますがコロナウイルスの終息を願うばかりです。
今回、ストレスの一つになりうる舌痛症についてお話したいと思います。舌痛症とは舌に特に変化はないもののヒリヒリとする痛みが続く病気のことを言います。この病気は一度なると原因の特定も難しく患者さんも辛いおもいをされている中でなかなか解決しない病気です
原因としては薬などによる副作用や加齢などによる唾液量の減少や歯がすり減ってしまって尖ってしまったり、歯を抜いたあと放置してしまい歯が傾くことにより慢性的な刺激が加わることにより起こるもの、ビタミン栄養不足や精神的なものが挙げられます。
口の中は特殊な器官で髪の毛が一本入っただけでも感じ取れる鋭敏な器官なためこちらが気づかないくらいの僅かな変化でもそういった症状を引き起こす可能性を秘めているのです。
治療法としてはうがい薬を使ったり、明らかに尖っている部位があればその部位を丸めたり直接的に痛みや痺れを取ったりするような治療法は未だない状態です。
特に抜いた後の放置により歯並びが変わってしまったりする場合はなかなか改善しない場合があります。なってしまった後の治療が困難なものはなりにくくするように対策していくことが重要になります。
例えば歯は日々移動しているのですが28本全て揃っていることにより同じ場所に存在し続けられるのです。1本失っても噛むことにはあまり不自由しない方がおおいとおもいますが歯にはそれぞれの役割があるため1本の仕事を別の歯で補うため何かしらの症状が別の場所で何年後かに生じてくるケースがほとんどです。
また、舌を清潔にたもつことにより防げる場合があります。舌に汚れがたまると口臭の原因になったりカンジダ菌というカビの菌が増えてくるとヒリヒリしてくることもあるのです。唾液の中には菌を殺す成分が含まれているのですが加齢や薬で唾液の量が減るとカビの菌であるカンジダ菌が悪さをしてくる場合があります。唾液の量をいきなり増やすのは難しいので歯の周囲だったり舌を清潔に保っていくことにより防ぐことができます。
ご自身の状態を一度チェックしてみてはいかがでしょうか。スタッフ一同、心より皆様のご来院をお待ちしております。