むし歯の進行度別症状について

2021.08.25

こんにちは。JR 稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニック 歯科助手の鑓田です。

 

 

皆さんはどんな時に歯医者に行こうと思いますか?

 

最近はマスクをする機会が増えてきたせいか、

 

口腔内に対する意識が高まってきているますよね。

 

そのおかげで、定期検診やクリーニングを目的に来院される方も増えてきています

 

 

しかし一方で、「特に症状が無ければ行かない」という方も多いのではないでしょうか。

 

そういう時、いざ治療に行ってみると、

 

自分が想像していたよりもむし歯が進行していた」

 

なんて経験をされた方はいませんか?

 

 

自分の口腔内で症状が出ている時、

 

実際歯にはどのようなことが起きているのでしょうか?

 

 

今日は『むし歯の進行度別の症状』についてお話していこうと思います。

 

 

 

まず、むし歯の進行度にはCO〜C4という5段階に分けられています。

 

 

【CO】は、初期段階のむし歯です。

 

まだ歯の表面に穴はあいていませんが、「白斑」や「白濁」といった症状が見られます。

 

自覚症状は、ほとんどありません。

 

基本的には治療を必要とせず、

 

フッ素塗布などを行い、歯の再石灰化をはかります。

 

 

【C1】は、エナメル質まで進行したむし歯です。

 

歯の表面に穴があき、舌で触った時に違和感があったり、食べ物が詰まりやすくなったりします。

 

ただし、痛みなどの自覚症状はありません。

 

 

【C2】は、象牙質まで進行したむし歯です。

 

エナメル質までのむし歯とは違い、

 

「冷たいものがしみる」「甘いものがしみる」という症状が出てきます。

 

治療法としては、むし歯を取り除き、プラスチックの材料を詰めたり、

 

型取りをしてIn(インレー)と呼ばれる詰め物を作っていきます。

 

 

【C3】は、歯髄まで進行したむし歯です。

 

歯の神経や血管まで蝕み、

 

「熱いものがしみる」「何もしなくても痛い」など、強い痛みを伴う症状が出てきます。

 

ここまで進行してしまうと、根の治療が必要になってきます。

 

治療自体の回数も多くなりますし、根の治療が終わった後に、

 

A(コア)と呼ばれる土台を作ったり、Cr(クラウン)と呼ばれる被せ物を作ったりするため、

 

治療が完了するまでにかなりの時間がかかってきます。

 

 

【C4】は、歯冠が崩壊したむし歯です。

 

歯髄が完全に蝕まれ、歯冠もほぼ崩壊し、歯根のみが残っている場合がほとんどです。

 

痛みなどの症状はもはやありませんが、ここまで進行してしまうと、

 

治療をし元の状態に戻すことが困難なため、多くの場合は抜歯をせざるを得なくなってしまいます。

 

 

以上のように、いざ症状が出てから治療をしようとすると、

 

場合によっては治療が完了するまでにかなりの時間がかかってしまったり、

 

最悪の場合、歯を残すこと自体が難しくなってしまうこともあります。

 

また初期の段階では、自覚症状もほとんどないため、自分自身で気づくことも難しいです。

 

 

ご自身のお口を守るためにも、症状が出てから行くのではなく、

 

定期的に検診やクリーニングを受けることをおすすめします。

 

 

「最近歯医者に行ってないなあ」という方は、ぜひ一度、当院までお越しください。

 

 

スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。

 
 
千葉総合歯科稲毛 矯正歯科

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