オーラルフレイル 2021.09.22 こんにちは。JR 稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニック 歯科衛生士の古宇田です。まだまだ続くコロナ時代、緊急事態宣言も延長され、おうち時間がますますと長くなりますね。お友達と会う機会も減り、気力も体力も落ちてしまいますね。皆様はいかがお過ごしですか?さて、今回はお口の老化オーラルフレイルについてお話をします。オーラルフレイルは、テレビなどでも耳にすることが増えたワードですが、2014年に更生労働省による老人保険健康増進事業の中で提唱されました。学問としてはまだまだ新しい分野であり、人生100年時代の今、健康寿命を伸ばす上でとても身近で大切な予防の一つです。この、オーラルフレイルの根本的な原因は『老化』です。オーラルフレイルの症状には以下のようなものがあります。1、むせる、食べこぼす2、食欲がない。少ししか食べない。3、柔らかいものばかり食べる4、滑舌の低下5、口の中が乾く6、自分の歯がない。顎の力が弱い。一見すると気が付きやすい症状ですが、これらの症状は突然起こらず、時間をかけて少しずつ進むため、いつの間にか食べれるものが少なくなっていた!なんてことが起こります。このような加齢とともに起こる口腔機能の衰えにより、栄養状態が悪くなり、筋力の低下へと繋がります。筋力が低下すると、外出への意欲も失われ、ますますお口への注意もなくなり、さらに栄養状態が悪化、介護の必要な状態へ陥ることも想像に難しくありません。健康的な人生のために、オーラルフレイルの予防が大切だと言うことが分かります。具体的にどんな事をするのかまずは、『噛める歯を残す』ことです。歯を失う2大原因は虫歯と歯周病です。若いうちから、しっかりと歯磨きを行い、虫歯と歯周病の予防を徹底しましょう。もう、歯を失ってしまった。と、言う方は、失った歯を補うために、正しく補綴物を入れましょう!近年では、失った歯の代わりにはインプラント治療が最善ではありますが、歯科医師と相談して、入れ歯やブリッジと言った選択もありますので、ベストな治療を行いましょう。オーラルフレイルの始まりにもなり得る『噛めない』と言う状態を作らない事が予防の始まりだと、私は考えます。千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニックでは、初診時からしっかりとした検査を行い、患者様一人一人に合わせた治療を提案いたします。もちろん、治療をして終わり!なんて無責任なことは致しません。その後の定期的なメンテナンスを責任を持って行わせて頂いております。健康寿命を伸ばし、有意義な人生のためにスタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。 < 親知らずについて 口腔ケアで免疫力アップ! > ブログ記事一覧をみる