親知らずについて 2021.09.29 こんにちは。JR 稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニック 歯科衛生士の鈴木です。少し肌寒く感じる日が増え、秋らしくなってきましたね。私は徐々に空気が冷たくなって冬が近づくこの季節が大好きです。今年はスポーツや読書に励みたいと思っています。 話は変わりますが先日、友人に「親知らずって抜いた方がいいの〜?」と聞かれました。抜いたほうがいいのかどうか実際に状態をみてみないと何もわかりません親知らず=抜歯のイメージをもつ方は多いのではないでしょうか?他の歯はそんなことないのに、何で?って思いますよね。そこで今日は親知らずについてお話ししたいと思います。親知らずとは正式には第三大臼歯と言い、前から数えて8番目に当たる歯のことです。永久歯は大体15歳前後に7番目が生え、全部で28本になります。その後人によっては親知らずが生えてきます。親知らずまで全て生え揃うと32本になります。諸説ありますが、親知らずが生えてくるのは一般的に20歳前後であり、親に知られることなく生えてくることから『親知らず』という名前がついたそうです。親知らずはもともと無い方もいれば、存在するが生えてこない方、4本揃ってない方など様々です。現代人は顎が小さいから親知らずが生えてこないと聞いたことはありませんか?私も昔そんな話を耳にしました。しかし親知らずの埋伏(埋まっている)や先天性欠損(発育段階から形成されずに歯が存在しない)は弥生時代から珍しくない現象だったようです。では本題の親知らずは抜いたほうがいいのか、どうかお話しします。親知らず=抜歯というはわけではありません。正常に生えていて上下でしっかり噛み合ってる場合には抜く必要はありません。また完全に埋まっていて周囲に悪影響を及ぼしていない場合も直ちに抜く必要はありません。しかし・痛みや腫れを繰り返している・周囲の歯や骨、歯肉に悪影響を及ぼしている・親知らずが虫歯になってしまったこのような場合には抜くことを考えた方が良いかもしれません。親知らずは1番奥に生えているため正常に生えている場合でも歯ブラシが届きにくく虫歯や歯周病のリスクが高いのです。また虫歯になってしまった場合、お口の中の状態にもよりますが虫歯を削る器具が届かないこともあります。そのため抜歯せざるおえないケースがあります。抜歯ときくと怖いイメージがありますよね。少なからず、抜歯の際は痛みや腫れなどリスクを伴います。なので歯科医院でしっかり状態を確認することが大切です。当院では各階CTを完備しています。親知らず抜歯の前はCTで歯や骨、周りの神経との位置関係などを確認し、より安全に抜歯を行えるよう取り組んでいます。もちろん抜きたくないという場合もご相談に乗りますのでぜひ、お越し下さい。メンテナンスでのケアや親知らずのブラッシング方法などの指導もしています。スタッフ一同お待ちしております。 < マウスピース矯正オーラルフレイル > ブログ記事一覧をみる