むし歯によるフッ素の効果

2021.10.20

こんにちは。JR 稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニック 歯科衛生士の伊東です。

夏も終わり秋の季節になってきましたね。 朝の肌寒い季節になりましたが日中は暑かったり体温調節が少し難しいですが体調にはお気をつけて下さい。

本日はむし歯によるフッ素の効果についてお話ししたいと思います。

お口の中には様々な常在菌が700種以上存在していると言われています。 むし歯は主にミュータンス菌という細菌が歯に付着し私達人間が口にする食べ物、飲み物を餌(糖)として生きています。糖を摂取することで酸を出し、酸によって歯が溶け出し穴が開いた状態をむし歯と呼びます。 酸は普段、身近にあるものに多く含まれています。

特に多いのは果物だとレモン、オレンジ、リンゴなどで飲み物だとコーラなどの炭酸飲料があります。

強い酸を摂取することで直接歯を溶け出していくのでむし歯は酸により起こります。 この酸から歯を強くするのがフッ素です。

フッ素の働きは「歯質の強化」、「再石灰化」と「脱灰を抑制」の3つが挙げられます。

・再石灰化  歯の表面エナメル質の修復促進では歯は酸により溶け出したカルシウムとリンを補うことで歯の再石灰化を促進します。

・歯質の強化  歯質の強化として歯の表面エナメル質をフッ素塗布を行うことで酸に溶けにくいようにし、むし歯菌への抵抗力を高めます。

・菌の活性化を弱める(脱灰を抑制)  むし歯となる細菌の働きを弱くし、歯を溶け出す酸が生成するのを抑制します。

身近なフッ素といえば歯磨き粉ですね。 日本のほとんどの歯磨き粉にはフッ素が配合されていてむし歯予防にとても役立っています。 主にこの2つがフッ素の成分名です。

・フッ化ナトリウム→素早く歯に対して反応し、初期のむし歯に効果が高い。

・モノフルオロリン酸ナトリウム→歯の深部まで浸透してくれる。

フッ素配合の歯磨き粉の効果的な使い方として フッ素を口の中に残すことが1番大事です。 口の中にフッ素を残すことによってフッ素は効果を出してくれます。 フッ素を口の中に残す?と思われる方もいると思いますがテレビなど見たことある方もいると思いますが歯磨き中の唾液を出さない、歯磨き後のうがいは1〜2回にしていただくと口の中にフッ素が残るので効果的面です。またこのあとは飲食を取らないと更に効果は高いです。

当院では主に小児に定期的にフッ素塗布を行っている他、成人の方でもご希望があればフッ素塗布を行っております。

むし歯は予防がなによりも大事です。

今までむし歯の治療いっぱいしたな…自分はむし歯のリスクが高いのかな…むし歯になりたくないな…などむし歯が新たに発見されるとショックで悲しいですよね?当院の定期的なクリーニングではお掃除の他に目視によるむし歯チェック、レントゲンよる見えない部分のむし歯もチェックしていますのでこの機会に症状がなくても一度歯科医院に受診してみませんか?私達スタッフと一緒にむし歯予防を行いませんか?

スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。

千葉総合歯科稲毛 矯正歯科

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