歯がしみる症状

2021.10.30

こんにちは。JR 稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニック 歯科衛生士の伊藤です。

今日は「知覚過敏」についてお話をしていきます。

 

冷たいアイスを食べるとズキーン!としみる、また歯ブラシの毛が触れると傷んで困った経験はありませんか?

もしかしたらそれは「知覚過敏」かもしれません。 知覚過敏とは、エナメル質が剥がれることによって、露出してしまった象牙質にある象牙細管を通じて、歯の神経に直接刺激がいくために歯に瞬間的な痛みが生じることです。

知覚過敏と診断された場合はどのような治療法があるのかをご紹介します。

 

知覚過敏の原因

• 誤ったブラッシングによりエナメル質が剥がれてしまう

 • 噛み合わせや、歯ぎしりが原因で歯がすり減り、象牙質がむき出   しになってしまったこと(くさび状欠損)

• むし歯や歯周病等により、歯茎が下がり象牙質が露出する

• ホワイトニングによるもの

• 歯が溶けることにより象牙質がむきだしになる(酸蝕症)

• 歯の亀裂、破折など

 

<知覚過敏の症状を緩和させるための治療方法>

■知覚過敏に有効な歯磨き粉による保護 知覚過敏用の歯磨き粉を使うことで、しみる症状が軽減します。知覚過敏用の歯磨き粉に含まれる硝酸カリウムは、露出した象牙質をカバーする働きがあるため、神経に刺激が伝わりにくくなります。

■詰め物による保護 歯の根元が大きく削れて知覚過敏を起こしている場合は、削れた部分を詰め物で覆うことで、症状を軽減させます。歯が削れたままの状態でいると、知覚過敏が悪化や、汚れが溜まりやすくなりむし歯・歯周病のリスクも高くなります。

■薬剤、コーティング剤による保護 露出した象牙質に直接しみ止めのお薬やコーティング剤を塗布することで、物理的に刺激が伝わらないようにして症状を抑えます。時間の経過とともに効果が薄れてくるため、定期的に処置を行う必要があります。

■レーザーの照射 レーザーは歯の硬組織に対して高い浸透性があるので、レーザーの照射により象牙細管をふさぎ、歯の神経を保護することによって痛みや歯がしみる症状を防ぐことができます。

■マウスピースによる歯ぎしりの改善 歯ぎしりが原因で知覚過敏を起こしている場合は、マウスピースをお口に装着して寝ることで、就寝中の歯ぎしりによって歯が削れるのを防ぎます。

 

お水が冷たくなってくる今の季節に厄介な知覚過敏ですが、さまざまな対処法があり、患者様の症状に合わせてご案内することができます。 知覚過敏と中等度のむし歯は同じような症状であるため、本当に知覚過敏なのか、それともむし歯ができているのかは歯科医院で診断を受ける必要があります。 放っておくと症状がひどくなる場合がありますので、しみる症状がありましたらお気軽にお問い合わせください。

 

スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。

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