SRPについて

2022.02.09

こんにちは。JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニック  歯科衛生士の木田です。
2月2日から北京オリンピックが開催されました。日本人最初の金メダルが男子ジャンプ ノーマルヒルの選手が金メダル獲得しましたね。おめでとうございます!皆さんは何の競技に注目して見ますか? 今年に入り、新型コロナウィルスが急激に拡大しています。コロナの感染対策をしっかりしてお互い気をつけましょう。 今回はSRPについてお話します。 皆さんはSRPという言葉を聞いたことはありますか?SRPとはスケーリングルートプレーニングの略で歯周病治療の一つで専門の道具キュレットスケーラーと超音波スケーラーを用いて、歯周ポケットの中に付着している歯石やプラーク、悪さする汚れを取り除いていく治療のことです。汚れを除去することで根っこがツルツルと滑らかな状態になり、細菌がたまりにくい状態にします。 普段自分自身では、届きにくい深い部分を触っていく処置にもなります。 患者さんに説明するときには「歯周病の治療」や「歯ぐきの中の歯石とり」と話しています。 SRPする流れは初めに歯周ポケットの溝がどれくらい深いのか、出血はどのくらいあるのか調べます。そこから歯ぐきの上に付いてる歯石を取り除いてからSRPに進みます。検査をして歯周ポケットが4㎜以上になると初期の歯周病がみられるので、その歯を中心に歯石を除去していきます。その後もう一度歯周ポケットの検査をし、正常の溝の深さになってることや出血の有無を確認します。正常になってる場合はメンテナンスに移行しますが改善がみられない場合は歯周外科や再SRPをする場合があります。 歯周ポケットの溝の目安は健康なポケットは3㎜以内、3~4㎜初期歯周病、4~6㎜中度歯周病、6㎜以上は重度歯周病にわかれます。SRPの回数は1~6回ブロックごとに分けて行いますが、歯ぐきの見えないところを細かく触っていくので時間と回数がかかる処置になります。また、歯石の付き具合で回数は変わっていきます。治療によって痛みや出血することはありますが、痛みが強い場合は麻酔することもできます。 治療後は歯ぐきに違和感や痛みが出ることがあります。また歯ぐきが引き締まることにより、付け根が露出されて一時的にしみることがあります。しみることに関しては知覚過敏用の薬や歯磨材で磨くことで軽減し、数日で症状は治まることが多いです。処置当日は歯ブラシ軽めにして下さい。歯ブラシを当てたとき痛みが強い場合は柔らかめの歯ブラシで優しく磨いて下さい。 麻酔をした場合は感覚が戻るまで食事は控えて下さい。 歯肉退縮し歯が長く見えたり、ものが歯と歯の間につまりやすくなる可能性もあります。 いくら歯科医院できれいに歯石や汚れ取り除いても、お家での歯みがきがうまくできないと歯ぐきの炎症や出血が治まらず治りも悪くなります。歯みがきをしないのは良くないですが、汚れがたまると 同じことの繰り返しになってしまいます。逆に悪化する場合も稀にあるので、プラークや歯石をためないようにすることが大事です。 SRPが終わっても歯ぐきの状態を正常に維持しなければならないので1~3カ月おきのメンテナンスは必要です。メンテナンスに入る前にブラッシング指導も行います。 当院では患者さんにあわせた歯周病治療を提案しています。質問等ありましたらお気軽にご相談下さい。お待ちしております。
千葉総合歯科稲毛 矯正歯科

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