ワンタフトブラシって何?どう使うの?

2022.05.06

こんにちは。

JR 稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニック 歯科衛生士の川部です。

 

みなさんはお家での歯磨きのとき、歯ブラシの他に何か使っている口腔ケアアイテムはありますか?

 

実は歯ブラシで取れる汚れは全体の約6割。さらにフロスや糸ようじ、歯間ブラシなどを用いて歯と歯の間のお掃除をすることで約8割程度の汚れが取れると言われています。

ですがさらに!清掃率をアップさせることができるアイテムがあります。その1つが「ワンタフトブラシ」です!

 

ワンタフトブラシは、毛束が先端に小さくまとまって山型のようになっているへッドの小さい歯ブラシです。

通常の歯ブラシと異なり、狭い場所に届きやすく、小回りが利くため、様々な用途に合わせて使うことができます。

 

歯と歯茎の境目

・・・汚れは歯の根元に溜まりやすく、歯茎との境目から歯周ポケット内に入り込んでしまいます。歯茎のラインをなぞるようにして当てると汚れを落としやすくなります。

奥歯

・・・ 1番奥の歯の後ろ側は普通の歯ブラシでは当てづらい部分ですが、ワンタフトブラシはヘッドが小さいため後ろ側まで磨くことができます。奥歯の噛み合わせの溝も合わせて磨きましょう。

親知らず

・・・萌出途中の親知らずは背が低く、手前の歯に隠れて普通の歯ブラシでは磨きにくい状態です。また歯茎が少し被っている状態の場合も多いため、汚れが溜まりやすいです。先端が直角に曲がったワンタフトブラシはこうした親知らずのお掃除にも最適です。

前歯の裏側

・・・前歯の裏側は歯石も付着しやすい部分です。特に上の前歯の裏側の表面は凹んでいるような状態なので、ワンタフトブラシが活躍します。

歯並びが重なっているところ

・・・歯と歯が重なり、段差のある部分は普通の歯ブラシでは磨けない面が出てきます。ワンタフトブラシはこのような段差も磨きやすいです。

矯正装置の周り

・・・ブラケットやバンドの周り、ワイヤーの下はとても磨きづらく、矯正治療中は虫歯のリスクが高まるため注意が必要です。ワンタフトブラシは矯正装置の周りも細かい部分まで磨くことができるので、必須アイテムです。

被せ物の根元

・・・被せ物をしたところは、次第に歯茎が下がってくると根元に段差が生まれて汚れが溜まりやすくなります。

インプラントやブリッジなどの欠損補綴物も長く使っていくためには、磨き残しを減らし、清潔な状態を保つことが大切です。

周りの歯が抜けてしまって孤立している歯

・・・孤立している歯は普通の歯ブラシでは磨きにくいため、ワンタフトブラシを活用して前後の表面もしっかり磨きましょう。

 

ワンタフトブラシの基本の使い方は、、、

ペングリップ持ち(力の入れすぎを防ぐことができます!)

普通の歯ブラシで全体を磨いた後(前でもOK)より丁寧に磨きたい部分にポイント使いをする!

鏡をよく見て毛先を当てたい箇所に合わせる!

歯と歯茎の境目に沿って周りをなぞるように動かしたり、ピンポイントで押し当てて小刻みに動かす!

歯ブラシ同様、毛先が開いてきたら交換時期!

 

それから、ワンタフトブラシは山型の他に平型もあります。平型は歯周ポケットの汚れを落とすのに適しているので、自分に合った形を使いましょう!

 

歯科衛生士の私も毎日使っているアイテムで、日頃の診療でも患者さんにおすすめすることが多いです!

当院でも販売しておりますので、気になる方はスタッフにお声がけください!

ワンタフトブラシを正しく使って、セルフケアの質を高めていきましょう!

 

スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。

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