甘い魔法にご注意!ハロウィン後のむし歯予防!

2025.10.14

こんにちは。JR稲毛駅前千葉総合歯科稲毛 歯科助手の河田です。

10月といえばハロウィン。
街中ではカラフルな飾りつけや仮装イベントが増え、子どもたちにとってはお菓子をもらえる楽しい季節ですね。
ただ、キャンディやチョコレート、キャラメルなどの甘いお菓子を食べる機会が多くなるこの時期は、むし歯のリスクも高まる季節でもあります。

むし歯の原因は「むし歯菌(ミュータンス菌)」が糖分をエサにして酸を作り、その酸が歯の表面(エナメル質)を溶かすことで起こります。
つまり、口の中に糖が長時間残ることがむし歯の最大の原因なのです。
特に、少しずつ長い時間をかけてお菓子を食べたり、寝る前に甘いものを口にしたりするのは要注意。
歯が酸にさらされる時間が長くなり、むし歯になりやすくなってしまいます。

では、ハロウィンを楽しみながらも歯を守るには、どんな工夫ができるでしょうか?

むし歯を防ぐ4つのポイント

① お菓子を食べる時間を決める
お菓子は「だらだら食べ」ではなく、時間を決めて食べるようにしましょう。
食事やおやつの時間をまとめることで、口の中が酸性になる時間を短くできます。
「食べたら歯みがき」という習慣をつけるのも大切です。

② 水やお茶でうがいをする
お菓子を食べた後に、すぐ歯みがきができない場合は水やお茶で軽くうがいをしましょう。
これだけでも口の中に残った糖分を洗い流すことができ、むし歯菌の活動を抑える効果があります。
ジュースやスポーツドリンクではなく、砂糖を含まない飲み物を選ぶのがポイントです。

③ 寝る前の歯みがきを丁寧に
1日の中でも「寝る前の歯みがき」は特に重要です。
就寝中は唾液の分泌が減るため、むし歯菌が繁殖しやすくなります。
フッ素入りの歯みがき剤を使うことで、歯の再石灰化を助け、むし歯を予防する効果が高まります。

④ キシリトール入りのお菓子を選ぶ
最近では、砂糖の代わりにキシリトールを使用したキャンディやガムも増えています。
キシリトールはむし歯菌のエサにならないため、むし歯の原因となる酸を作りません。
「お口にやさしいハロウィンギフト」として、お子さんやご家族に配るのもおすすめです。
????ハロウィンを楽しみながら歯を守る

ハロウィンは、家族や友人と笑顔で過ごす楽しいイベントです。
お菓子を我慢する必要はありませんが、「食べ方」と「ケアの仕方」を意識することが大切です。
歯は一度削ってしまうと元には戻りません。
だからこそ、日々の小さな習慣が将来の健康な口を守るカギになります。

もしお子さんがたくさんのお菓子をもらった場合は、1日に食べる量を決めて分けておくのも良い方法です。
また、ハロウィン後のこの時期は定期検診やクリーニングでお口のチェックをしておくと安心です。
早めのケアで、むし歯の“芽”を防ぎましょう。
甘いお菓子で笑顔があふれるハロウィン。
「食べる楽しみ」と「歯を守る意識」を両立させて、今年も健康なお口でハロウィンを楽しみましょう!✨

スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。

千葉総合歯科稲毛 矯正歯科

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