こんにちは!
JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 歯科衛生士の望月です。
いよいよ6月も終わり、7月の夏本番が近づいてきましたね!6月からすでに気温も高く蒸し暑い日が多かったので、これ以上気温が上がるのが怖いですね。
ジメジメした日でもクーラーの風などで乾燥して喉がガラガラになったり肌も乾燥します。
今日は口腔乾燥症についてお話ししたいと思います。
そもそも口腔乾燥症とは、加齢によってよく起こりますがそれだけではなく、降圧薬などに含まれる副作用が原因になるものや、糖尿病やシェーグレン症候群(自己免疫疾患)といった病的な理由や、口呼吸による日常動作の中で、口腔乾燥の原因に繋がります。
口腔乾燥症は口の中が乾燥してしゃべりにくくなるほか、自浄作用と言って、唾液によって口腔内の粘膜や歯牙、舌に付着した細菌や汚れを洗い流す作用が円滑に行えないことにより、歯周炎や虫歯の発症、粘膜障害により、義歯の不安定等の弊害があります。
また、味が感じにくくなるような味覚障害も出てくるため、毎日の食事を楽しむことができなくなります。
人間の唾液分泌の平均は1日1リットルから1.5リットルほどだそうです。
薬による副作用や、シェーグレン症候群などの病気によって口腔乾燥が起こってると、この量の唾液を分泌するにはなかなか大変なものがあります。
そこで、口腔乾燥を和らげるような方法とメリット、デメリットをいくつか挙げていきたいと思います。
①保湿ジェル
メリット:潤いが長く続く。種類も多く好みのものが見つけやすい。
デメリット:新たに塗る場合、ついてるジェルを落とさないと汚れが停滞してしまう原因になる。
②保湿スプレー
メリット:即効性がある。外出先でも使いやすい。
デメリット:ジェルと比べた時、持続性が低い
③唾液腺マッサージ
メリット:ケア用品が必要ないため、比較的簡単にどこでもケアができる。
デメリット:持病で不整脈や唾液腺の炎症があると悪化させる恐れがある。
等、上記の方法があります。
他にも寝てる時の口呼吸には、口呼吸防止テープなどを使うと良いと思います。ただこれを使う際も、鼻腔炎や鼻詰まりがある方は使えないので注意してください。
ここまで口腔乾燥症についてお話ししてきましたがいかがだったでしょうか?
もし唾液腺マッサージ等少しでも興味を持って実践したいという方がいたら気軽に当院スタッフにお声掛けください!
スタッフ一同皆様のご来院をこころよりお待ちしております。