小児の癒合歯について 2025.05.14 こんにちは。JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛矯正歯科歯科衛生士の廣瀬です。新学期が始まり、1ヶ月がたちました。楽しみにしていたGWも終わりましたね。みなさんGWは楽しめましたか?私は家族と友達と栃木の鬼怒川にキャンプに行きました! 星を見たり焚き火を眺めたりして、気分を落ち着かせられたキャンプになりました!仕事をパワー全開でこなすには、プライベートの充実もかなり重要だと感じています。【楽しいことがあるから仕事を頑張れる、楽しかったから仕事を頑張れる】仕事もプライベートも両立していきたいですね。歯のエピソードとしては最近、5歳の娘の乳歯も生え変わり時期に突入し、より一層子供たちの歯に対する興味が湧いています。異常な生え方をしていないかな?歯並びは大丈夫かな?など、毎日色々気になりますよね。歯医者にも気になったことがあれば受診してくれるお母さんたちも増えています。最近の子供の定期検診でよく見かける症例としては、癒合歯(ゆごうし)といわれる症例を最近よく見るなと感じています。癒合歯とは二つ以上の歯胚が発育過程で融合して、一つの歯として形成される状態を指します。特に子供の乳歯や永久歯の前歯に見られることがあります。【癒合歯の特徴と症状】・原因: はっきりと解明されていませんが、胎児期の歯胚形成の過程で、何らかの要因(遺伝的、環境的など)で歯胚がくっついてしまうと考えられています。・外観:通常の歯よりも大きく、歯冠部分が融合しているため、歯の形状に異常が見られることがあります。・歯並び:隣接する歯と比べて位置や形状に違いが出ることがあります。・歯の機能:痛みや違和感を伴うことは少ないですが、癒合してる部分の溝に汚れがたまり歯の清掃や虫歯のリスクが高まる場合もあります。・永久歯への影響: 乳歯が癒合歯の場合、永久歯も癒合歯になる可能性もありますが、必ずしもそうとは限りません。また、癒合歯が原因で永久歯が生えてこない場合や、歯並びや噛み合わせに影響が出る場合もあります。治療: 癒合歯自体に問題がなければ、特別な治療は必要ないことが多いですが、虫歯や歯周病の予防のためには、定期的に歯科医院を受診し、専門家によるアドバイスを受けることが大切です。子供の歯の生え方が思っていたのと違うななど、疑問に思うことがあればいつでもお越しください。レントゲンを撮影したりして、お子さんの将来の歯について一緒に考えていきましょう。スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。 < あんしんしてインプラントを受けいただくために歯周病について > ブログ記事一覧をみる