こんにちは!
JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 歯科衛生士の渡部です。
8月も終盤ですがまだまだ暑い日が続いてますので水分補給などしっかりして元気にお過ごしください^ ^
当院ではクリーニング時にお口の中の写真を撮って患者様の口腔内の状態について説明させていただいています。写真を撮って説明する1つの理由としてどこにどんな汚れがついているか理解していただき、ご自宅で意識して歯磨きしていただきたいと思っております。
歯科衛生士から説明させていただくときや、テレビやSNSなど…【歯石】【プラーク】【歯垢】【ステイン】聞いたことある言葉だと思いますが、それぞれどんな汚れなのかご存知ですか?
今回は歯の汚れの種類についてお話ししたいと思います!
歯の汚れには食べカスの他に、【歯垢(プラーク)】【歯石】【着色汚れ(ステイン)】などがあります。
1.歯垢(プラーク)
【歯垢】は歯の表面に付着する細菌の塊のことです。
放置すると細菌の作りだす酸や毒素がむし歯や歯周病の原因になります。
歯垢は【歯ブラシでも落とせる汚れ】になります。
2.歯石
歯に付着した歯垢に唾液中のカルシウムやリンが沈着して石灰化したものが【歯石】です。
歯石は【歯ブラシでは落とせない汚れ】になるので歯医者でのクリーニングで落とす必要があります。
3.ステイン
お茶、コーヒーや赤ワインなどに含まれる色素、タバコのヤニが歯の表面に固着すると【ステイン】になり、歯のくすみや黄ばみの原因になります。
こちらも【歯ブラシで落とせない汚れ】で完全に取るのは難しく、歯医者でのクリーニングや着色落とし(エアフロー)で除去する必要があります。
毎日しっかり歯磨きをしていても歯ブラシで届きにくいところの汚れが溜まることによって約2週間ほどで歯垢から歯石になっていきます。
特に①奥歯の噛むところにある溝(小窩裂溝)②歯と歯の間③歯と歯ぐきの境目 は汚れが溜まりやすく、むし歯にもなりやすい場所になっています。また特に歯石がつきやすい場所は、唾液腺の近い「下の前歯」「上の奥歯」といわれています。
また歯ブラシだけを使用した歯磨きは、どんなに頑張って磨いたとしてもプラーク除去率は約60%といわれています…!そこでデンタルフロスや歯間ブラシなど一緒に使うことで除去率は90%になるといわれています。
フロスや歯間ブラシを使ってるけどどうしても歯石がつく…使ってるけどちゃんと掃除できてるかわからない…などお悩みがありましたら是非ご相談ください!
2・3ヶ月に1回定期的なクリーニングで清潔や口腔内を保っていきましょう♪
お口の中でお困りなことや気になることがあれば、お気軽にお越しください。
スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。