唾液について

2024.05.22

こんにちは。JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 歯科衛生士の松尾です。

ゴールデンウィークも終わり、夏本番が刻一刻と近づいてきていますね。

最近は暑くなったり、寒くなったりと気温の変化が激しいですが、皆様体調を崩されたりはしていませんか?気温の変化が朝と夜で違いすぎて、服装間違えたなっと思うことが最近非常に多くて困っています。早く夏なら夏でカラッと暑い季節になってほしいものですね。

さて、本題に入りますね。

今回のテーマは唾液についてです。皆さん唾液と聞くとあまりいいイメージが思い浮かばない方が多いのではないでしょうか。

そんな誤解されやすい唾液の作用についてお話ししていきます。

唾液は耳下腺、顎下腺、舌下腺、といつくかの小唾液腺から分泌されています。

唾液は健康な成人で1日1.0〜1.5リットル分泌されると言われています。しかし、個人差も多く年齢や服用薬などによってその量は変動してきます。年を増すごとに唾液の量は減っていくと言われています。唾液分泌には、刺激などなくても分泌される安静時唾液と食事などの刺激により分泌される刺激時唾液の二つがあり、常に口腔内を潤してくれているのです。

唾液は口の中を潤すだけでなく、口内の細菌の増殖を抑え、口臭、虫歯、歯周病などのトラブルから守ってくれるのです!

唾液のパワーはたくさんあります。

自浄作用:食べかすやプラークを洗い流す。

抗菌作用:抗菌作用を持つ成分が口の中の細菌の増殖を抑える。

Ph緩衝作用:飲食により酸性に傾いた口内のphを中性に戻す。

      (酸性に傾くと虫歯になりやすくなります。)

再石灰化作用:溶けかかった歯質を修復し虫歯を防ぐ。

消化作用:酵素アミラーゼがでんぷんを分解し消化しやすくする。

粘膜保護・潤滑作用:粘膜を保護し発声をしやすくします。

味覚発現作用:味物質を溶解して味を感じやすくさせます。

粘膜修復作用:口腔内の傷を修復してくれます。

唾液の分泌量が減ると口の中にが乾燥し、食べ物が飲み込みづらくなる、口の中がネバネバする、口臭がキツくなる、話しにくくなるなどこ弊害が起こってきます。

唾液の分泌不足によって唾液が本来果たしている自浄作用が働かず、舌痛、口内痛の原因になったり、カンジダ菌による口内炎、虫歯や歯周病などにかかりやすくなってしまいます。

このように唾液には様々な役割があり、その分唾液量が減ることによる弊害も多いです。

唾液をしっかり出すためにも「よく噛んで、よく話し、よく笑う」ことを心がけて生活しましょう!

 

今日は唾液の重要性についてお話しさせていただきました。

最後まで読んで頂きありがとうごさいました。

 

スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。

 

 

千葉総合歯科稲毛 矯正歯科

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