メドハギ茶と糖尿病 2024.01.24 こんにちは。JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 歯科衛生士の上園です。今年の冬は暖かい日が続いたように思えましたが、1月に入り寒さが本格化してきましたね。毎朝布団から出るのが辛いです。皆様体調には十分お気をつけてお過ごしください。年末年始、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?私は生まれて初めて外で年越しをしました。成田山新勝寺に行ったのですが、とても混雑しており参道の途中で日付が変わってしまったので、なんだか中途半端な年越しでした。ご実家に帰省された方も多いかと思いますが、私の父は実家が鹿児島で1週間ほど帰省しており、お土産にメドハギ茶という物を買ってきました。あまり聞いたことのない名前ですよね、メドハギとは、日本のどこにでも生えている植物であまり注目してされていないですが、韓国では注目されている植物の1つで抗菌作用や鎮咳作用や血糖値を下げる働きがあるとされているそうです。身内に糖尿病に罹っている者がいるので買ってきてくれたみたいです。淹れ方は、パックを入れたお水を沸騰させてから20分弱火で煎じ、次の日にまた弱火で20分煎じます。ちょっと面倒くさいです。飲んでみた感想としては、梅昆布茶のような味がしました。糖尿病といえば歯周病と深い関わりがある病気である事をご存知の方も多いかと思いますが、なぜ歯肉の炎症である歯周病が糖尿病に関わってくるのでしょうか。出血や膿を出しているような歯周ポケットからは、炎症に関連した化学物質が血管を経由して体中に放出され、血流にのった炎症関連の化学物質は、体のなかで血糖値を下げるインスリンを効きにくくします。そのため、糖尿病が発症・進行しやすくなります。対策としてはご自身でのブラッシングによるプラークコントロールをしっかり行い、歯科医院で炎症の原因となっている歯石を確実に取り除くことです。そうすることで歯肉の炎症をコントロールできればインスリン抵抗性が改善し、血糖コントロールも改善するということが、日本での研究を含めた多くの臨床研究で報告されています。糖尿病の他にも、歯周病は心臓病や肺炎、早産等との関わりも認められていますので、定期的なメンテナンスにお越しいただき、お口の中から皆様の健康をサポートさせて頂ければとおもいます。また、メドハギ茶にはその他にも様々な効能があるとされていますので、気になる方は調べてみてください。スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。 < 夢占い魚の骨が喉に刺さったら > ブログ記事一覧をみる