こんにちは。
JR 稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科
歯科衛生士の川部です。
ご挨拶が遅くなりましたが
皆さま 新年おめでとうございます!
昨年中も多くの患者様にご来院いただきまして、誠にありがとうございました。
本年も引き続き感染対策を徹底し、皆さまの健康をお口を通してサポートさせていただけるよう、スタッフ一同精進してまいります。
また皆さまにとりまして、素晴らしい一年となりますように祈念申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、年末年始は皆さまいかがお過ごしでしたか?
昨年末、当院は30日の午前中まで診療を、午後は毎年恒例の大掃除をスタッフみんなで行いました!
身の回りを綺麗にすると心もスッキリしますね!
そこで今回は、歯科衛生士によるお口の中のクリーニング「PMTC」についてお話しします!
PMTCとはプロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で、歯科医師・歯科衛生士が行うことの出来る、虫歯や歯周病を予防するための専門的なクリーニングです。
PMTCの内容は、、
○歯石の除去
歯石はプラークが石灰化し硬くなったもので、歯ブラシでは落とすことができません。
歯科医院で、「スケーラー」という歯石除去のための器具を使って取り除きます。スケーラーは、手用のものやエアスケーラー、超音波スケーラーなど種類があり、その都度使い分けをしています。
歯石が付着しているところは表面が粗造でザラザラとしているので、その上にプラークがまた蓄積しやすく細菌の住処となり、歯茎の炎症を進行させてしまいます。
○歯間の清掃
日頃のセルフケアでも、歯ブラシで磨いただけではお口全体の約6割しか汚れを取れていないと言われています。
歯と歯の間は、何も詰まっていないように見えて、意外と汚れが溜まっています。
特に、虫歯治療で歯と歯の間まで覆う形の詰め物が入っている部分や、被せ物が入っている部分、歯と歯が重なっているような部分、歯茎が下がり隙間が出来ている部分などは、汚れが溜まりやすく虫歯や歯茎の炎症を引き起こすリスクが高いです。
歯科医院では、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使用してしっかり歯間の汚れも取り除いていきます。
○歯面清掃・歯面研磨
歯の表面のプラークを、電動歯ブラシのような回転式器具とペーストを使って落としていきます。
器具の先にはブラシやカップをつけますが、形状も様々なので、状況に合わせて選択しています。
ペーストは、研磨粒子の粗いものから細かいもの、また含まれている成分によって効果も異なるため、患者さんに合ったものを使います。
基本的には、はじめに粒子が粗めのペーストでプラークや着色などを除去し、その後粒子が細かいペーストで仕上げ研磨を行います。
こうしてバイオフィルムまで剥がし取り、歯の表面をつるつるに仕上げることで、汚れを付きにくくし、細菌の繁殖を防ぐのが、PMTCの目的です!
PMTCを行うことで、虫歯・歯周病予防、歯周病の状態の改善、口臭改善、歯質の強化、歯の白さ・つやを取り戻すなどの効果が期待できます。
当院の定期検診では、このPMTCに加えて、必要に応じて歯周病検査、プラークの染め出し、噛み合わせチェック、フッ素塗布、生活習慣の指導など、患者さんそれぞれに適切なものも行っています。
皆さんも定期的なクリーニングに通って、お口の中の健康を維持していくために、私たちと一緒に頑張りましょう!
スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。