肺の生活習慣病と歯周病の関係

2021.04.14

こんにちは。

JR 稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニック。衛生士の古宇田です。

 

 

新年度が始まり、満開だった桜もすっかり葉桜となり、そろそろ夏の気配が訪れる予感の今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

コロナの時代の中、お家時間をどの様に楽しんでおられますか?

 

さて、今回は歯周病と肺の病気についてお話しいたします。

 

慢性閉塞性肺疾患(以下COPD)という病気をご存知でしょうか?

以前は、『肺気腫』と『慢性気管支炎』と分けられていた病気をまとめてCOPDと呼ぶようになりました。

 

COPDは、喫煙と深い関わりがあり、たばこの煙から出る有害物質に長年曝されることにより、持続的な炎症を肺が起こし、呼吸機能の低下などを起こした状態をいいます。

 

COPDかかると、風邪を引いたわけでもないのに咳や痰が出ます。症状はゆっくりと進み次第に小さな動作にも息苦しさを感はじめます。重症化すると呼吸困難に陥ります。

 

中高年が発症する事が多く、中でも高齢者に多くみられ、男女差では、男性のほうに多いと言われています。

 

COPDの認知度は25%と低いですが。日本人の死因10位と高く、肺炎や肺がんなどの重篤な状態を引き起こすリスクもあります。

 

また、本人に喫煙の習慣のない場合でも、受動喫煙によるリスクもあります。最近では中国からのPM2.5による大気汚染もCOPDの原因と報告されています。

 

さて、このCOPDですが、歯科とどのような関係があるのかというと。

なんと!歯周病が発症の引き金となることがわかってきています。

歯周病の状態が重度の人ほど発症のリスクが高く、歯肉が健康な人や、軽度の歯周病の人と比べると、発症リスクが4倍にもなります。

 

そのため、歯周病になったとしても重症化しないように正しい歯周病治療とご自身で行うセルフケアそして、2.3ヵ月毎のメンテナンスが重要です。

 

歯周病の治療は、歯石の除去がメインとなります。

歯周病治療の内容や回数はその方の状態により異なる為、歯周病の検査やレントゲンの撮影は必須となります。

正しい検査の結果をもとに治療を行い、歯周病を治療させていただきます。

 

喫煙自体に歯周病のリスクや、健康への悪影響はご存知のとおりです。

そして、歯周病による全身への影響は計り知れません。

心身の健康の為に、コロナなどの感染症の予防のために、歯科検診、メンテナンス、クリーニングを行いましょう。

 

スタッフ一同心よりお待ちしております。

千葉総合歯科稲毛 矯正歯科

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