TCHのこと 2022.02.23 こんにちは。JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニック 歯科衛生士の古宇田です。今年の冬はとても、とても寒いですね。そろそろ花粉も飛び出して来るので、コロナ予防も含めてますますマスクが手放せなくなりますね。コロナの影響で小学校や保育園では、閉鎖している所が増えていると聞きます。行動の制限が厳しくなる中、皆様はどのようにストレスの発散をしていますか?感染を避けるためにお友達と会うことも憚られるところですが、お散歩をしたり、美味しいものを食べたり小さな楽しみを見つけて、発散しながらおうち時間を有意義にできたらいいですよね。それでも積み重なるストレス。このストレスのもたらす身体への影響は小さくはありません。例えば、肩こり、偏頭痛、不眠は、ありませんか?これらの原因の一つにTCH(歯列接触癖)があります。突然ですが皆さま、まず一度リラックスしてみてください。そこで、ご自身の上下の歯が噛み合っていますか?噛み合っていませんか?実は、平常時のお口は、唇は閉じて上下の歯と歯は接触していないのが正しい状態です。実際に歯と歯が噛み合うのは、お食事の時のみなのです。それが、知らない間に無意識で尚且つ弱い力で常に噛み合ってしまっている状態がTCHです。就寝時におこる噛みしめや歯軋りは、とても強い力で行うため、長くても20分程度と言われています。これらは、眠りの浅い時に起こる現象ですので、眠りの浅い方は特に要注意です!また、この噛みしめや歯軋りには、マウスピースがとても有効です。マウスピースの作製は保険が適用となりますので、お気軽にスタッフにお尋ねください。さて、TCHに話を戻します。先程、ストレスで起こることがある。と、お伝えしましたTCHですが他にも、何かに集中している時や、緊張している時などにも起こります。この、TCHは、噛みしめや歯軋りと違い弱い力で行うため、長いと2時間以上行っていることがあるそうです。それにより、口腔内のトラブルはもちろん、全身的な不調につながるわけです。その主たるものが、肩こりや偏頭痛です。また、不定愁訴の原因となることもあります。TCHは、日常の生活の中での癖のようなものですから、ご自身で気をつける事が一番です。では、どのようにするのか例えば、20分毎に携帯のリマインドをかけ、その時に唇は閉じて歯と歯が当たっているかどうかを確認して、当たっていた時には離す。を、繰り返し練習します。または、リマインドの代わりに付箋などを身近な場所に貼り、それが目についた時に確認するなど、とにかく何度も何度も繰り返し、癖を直していきます。TCHによるトラブルは、若い頃より歳を重ねた後に気がつく事がほとんどです。若い頃からの定期的なメンテナンスを通して、早めの予防やケアをする事が大切ですね!ご自身の歯で一生お食事ができますように。千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニック一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。 < 咬合性外傷お子さんのお口の悪習癖について > ブログ記事一覧をみる