こんにちは JR稲毛駅前の千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニックの歯科医師の吉沼です。
最近は雨の日が続きじめじめした嫌な気候が続いておりますがみなさんはいかがお過ごしでしょうか。
コロナウイルスが流行してから月日も経過し現在ではワクチン接種による予防や検査体制が整ってきており少し落ち着き始めているような気がします。
しかし、もちろん感染には気をつけなければいけませんが歯科でいう虫歯や歯周病もコロナウイルスと同様な感染症なのです。
コロナウイルスでの手洗いやアルコール消毒、マスク着用の予防は歯科ではご自身の歯みがき、メンテナンスによる予防が非常に重要です。
検査もまた同様でP C R検査と同様に歯周病も検査によって状態の把握をさせていただいております。
患者様の中にはあのチクチクする嫌なやつかと言われてしまうこともしばしばなのですが、検査させていただくことで情報を把握しています。
歯周ポケットの深さを見ているのはもちろんなのですが実は出血があるかないかが非常に重要なのです。
出血とはその歯茎に炎症が起こっていないと出てこないものになりますので歯周ポケットが深くなっていってしまう可能性が高い場所になります。
歯周ポケットが深い場所は歯ブラシでは届きませんゆえに病気がそのまま進行していってしまうのです。さらになかなか痛みを伴わないため歯がぐらぐらしてくると気づきその頃には治療困難な場合がしばしばです。
そういった深いポケットには歯茎の下の方の汚れをとる治療をさせていただいています。その汚れを取ることで歯周ポケットが浅くなるのですが綺麗にしてから治るのに4週間から8週間かかります。その間のご自身のセルフケアが非常に大事で治りかけのところに汚れを溜めてしまうとせっかくとったものがまたついてしまいます。このことから、治療をやったから完治というわけにはいかないのが歯周病の治療なのです。一昔前は虫歯を治したらおしまいというのが歯医者さんのイメージでしたがお口の中の細菌が原因のため治療しただけでは完治は難しく患者様と2人3脚で作り上げていくのが歯科治療という考え方に変わってきました。
そういった特殊性を理解していただけるとより予防の高い効果を期待できると思いますし逆にいうとメンテナンスの時だけ綺麗でも効果は低いためご自身でのより良いケアの方法などをメンテナンス時にご提案させていただいております。
千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニックでは患者様にご自身の歯で長く健康でいていただきたいと考えております。そのため定期的な健診をお奨めしております。
スタッフ一同、心よりご来院をお待ちしております。