こんにちは。JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニック 歯科衛生士の木田です。
最近は気温の寒暖差が大きいので体調管理気を付けましょう。
今回はマタニティ歯科についてお話したいと思います。
・妊娠性歯周炎
妊娠した方の30~70%は妊娠性歯周炎にかかってるといわれてます。妊娠中は女性ホルモンが急増するため、歯ぐきが炎症し腫脹や出血したりします。基本的にはプラークの付着という口腔衛生不良が原因なので、口腔衛生状態の改善によって治癒します。歯周病菌の影響が口腔内から血液を通して全身に回ります。歯周炎は出産後ホルモンのバランスが落ち着けば改善しやすいですが、中等度・重度歯周病へ重症化すると早産(妊娠22~36週)や低体重児出産(出生時2500g未満)のリスクが高くなります妊娠性歯周炎の重症化の予防するには普段のブラッシングや歯科医院での歯石除去や定期検診が必須になります。 また母子手帳の中にある歯科検診も検診するきっかけとしてもらいたいです。
・妊娠中の食生活と歯みがき 妊娠中は食生活が変化します。つわりにより食事の好みの変化し甘いものを食べる機会が多くなることもあります。また空腹を避けるために間食回数が増えて虫歯のリスクも高まります。つわりに歯ブラシを入れると気持ち悪くなるなどの理由で歯みがきがおろそかになることもあります。歯みがきが難しいときは小さめの歯ブラシを使用したり、洗口液でゆすぐのもありかと思います。 さらに妊娠中は唾液の分泌が減少し唾液のPHのが酸性に傾いて、自浄作用が低下します。口腔内の状態が悪くなるとネバネバしたり歯肉炎が進むことがあります。 口腔内が乾燥すると細菌が増殖するため水分補給をこまめにするといいでしょう。飲み物としてはお水や麦茶、ノンカフェイン飲料、ミネラルウォーター+レモン汁もおすすめです。レモン汁を入れ るとさっぱりとした味になってつわり中でも飲めます。
・妊娠中の歯科治療
妊娠初期は体調に合わせて大きい治療は避けます。安定期に入るとほとんどの治療が受けられます。後期は緊急性がない治療は無理せず、産後に行うこともあります。レントゲン撮影は防護用エプロンを着用すれば胎児への影響はほとんどないと考えられてます。少しでも不安があれば相談して下さい。産後にレントゲン撮影することも提案させてもらいます。
・歯科麻酔
歯科麻酔は使用量が限られてます。胎児には影響を心配する必要はないとされてます。麻酔注射の痛みを軽減させるために表面麻酔を用いたりもしてます。
・投薬について
投薬については妊娠初期が一番注意が必要です。赤ちゃんのからだが作られる重要な期間だからです。それ以降はリスクは低下しますが安全性の高い薬を選択する必要があります。歯科で処方する場合はかかりつけの産婦人科の先生と相談して出すこともあります。
妊娠中の歯科治療は生まれてくる子供のお口の中を整えるための準備期間でもあります。子供から虫歯を守るためにはお母さんだけではなく、お父さんなど育児に関わるすべての人が定期検診や虫歯治療をする必要があります。 治療の相談やお子さんの検診の相談などお気軽にご相談して下さい。 スタッフ一同皆様のご来院お待ちしております。