みなさん、こんにちは。
JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 助手の佐々木です。
秋刀魚が美味しい季節となりましたね♪
突然ですか今、お口の中で舌はどの位置にありますか?
テレビやスマホを見ている時などリラックスしている状態の舌のポジションがみなさんが普段舌を置いている位置です。
普段、舌の位置を気にすることはあまりないですよね。
ですが間違った舌の位置が歯並びだけではなく、健康や美容にも影響を及ぼす可能性があることをご存知ですか?
上の前歯の根元から喉の奥の方に舌を滑らせていくと、わずかにへこんだ部分がありますよね。
そこを「スポット」といいます。
このスポットに舌先が触れるようにして、舌全体を上アゴにくっつけた状態が正しい舌の位置です。
舌は長くて強力な筋肉の束で根っこまで含めると30㎝にもなります。
舌を正しい位置でキープしようとすると、とても疲れる方も居るかもしれません。
それは、口周りの筋肉が弱っているのかも。
また、「よく舌を噛んでしまう」という方は、舌の位置が正しくない可能性があります。
舌の位置が正しくないと、
①歯並びが悪くなる
前歯をずっと押し続けるような舌癖があると、前歯は徐々に外に向かって動いてしまいます。そのため開咬(奥歯が噛み合っていても、前歯が噛み合わず隙間ができる状態)になる可能性も高いでしょう。
②口呼吸になる
舌の筋力が低下すると舌が重力に逆らえなくなり、口が開いた状態になりやすくなります。
その結果、口呼吸の傾向が強まり、呼吸と一緒に空気中に浮遊するウイルスや雑菌などを直接体内に取り込みやすくなってしまいます。
③むし歯や歯周病になりやすくなる
低位舌になり唾液が上手く分泌されないため、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。
④イビキをかきやすくなる
眠っている最中も気道がうまく確保できなくなるため、イビキをかきやすくなります。
⑤歯列矯正の「後戻り」の原因になる
舌の悪い癖が原因で歯並びが悪くなった場合、歯列矯正を行っても、歯の移動するスピードが遅かったり、せっかく動かした歯の「後戻り」がみられたりすることがあります。
舌で押す力が働き続ける限り、歯並びが乱れてしまう可能性があるからです。
⑥顔のゆがみ・たるみが起きる
舌を正しい位置でキープできない原因の1つとして、舌周りの筋肉が弱っていることが挙げられます。
舌周りの筋肉が弱ってしまうと顔の筋肉のバランスが崩れ、顔のゆがみやたるみが起こることもあります。舌の位置を正しくすることでこれらを改善でき、他にもこんな嬉しい効果も得られるかも。
例えば、舌の位置をキープするために舌周りの筋肉を鍛えることで、首から上の多くの筋肉も同時に鍛えられます。
普段使わない筋肉がリフトアップされ、表情が豊かになることも。
時に顔周りの筋肉が鍛えられることで、小顔効果も期待できます。
特に首や顎がシャープになるため、たるみや二重顎に悩んでいる場合は舌を正しい位置にすることで改善されるかもしれません。
いつも意識して舌を上アゴにくっつけて、美顔も目指していきましょう︎
スタッフ一同、皆様のご来院を心よりお待ちしております♪