みなさんこんにちは。
JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 助手の
矢口です。
9月に入り今年も残り3ヶ月となりました。
月日が過ぎるのが早すぎてついていけません。
まだまだ暑い日が続いていますが、
くれぐれも体調を崩さないようにお過ごしください。
さて、
本題に入りますが今回はフロスについてお話しさせてください。
皆さんは、毎日、歯をみがいていると思いますが、それでも、
むし歯や歯周病の罹患率は、依然として高い状態が続いています。
歯ブラシだけで歯を磨いても歯ブラシだけでは全体の汚れの58%
しか取れないと言われています。
およそ半分の汚れしか取れないのです。
歯ブラシだけだと歯の外側はキレイに磨けます。ですが、
歯と歯の間には歯垢が残ってしまうのです。
その残ってしまった歯垢がむし歯や歯周病の原因になるからです。
そこでおすすめな道具がフロスです。
フロスは、歯間の汚れを除去するための重要な口腔ケア用具です。
まず、フロスを使うタイミングですが、
通常はブラッシング後に使用する事が多いですが、
歯磨きの前に行うこともおすすめです。
歯間の汚れを先に浮かせることで、
歯ブラシが歯面にしっかりと届き、
効果的なブラッシングが可能になります。
次にフロスの使い方です。
まず、フロスを約40-45cmの長さに切り、
中指に巻き付けます。残りの部分は、
親指と人差し指でしっかりと抑えます。
次に歯間にフロスを挟み込み、
歯と歯茎の間にゆっくりと入れます。
無理に押し込むと歯茎を傷つける原因になるため、
注意が必要です。
そして歯と歯茎の間でフロスをカーブさせ、
歯を包み込むように動かして汚れを取り除きます。
上下の歯に対しても同様の動作を行いましょう。
最後に汚れが取れたら、フロスをゆっくりと引き抜きます。
その際、新しい部分のフロスを使うように、
巻き付けていた中指をずらして調整してください。
毎日のフロッシングは、歯間の汚れやプラークを除去し、
虫歯や歯周病の予防に効果的です。
最初は慣れないかもしれませんが、
続けることで自然と手際が良くなります。
私自身も毎晩フロスを欠かさずやっています!
始めた当初はなかなか手こずりましたが、
やっていくうちにスムーズにできるようになりました。
さらに歯間ブラシと併用することで、
さらに効果的な歯間ケアが可能です。
歯間ブラシは歯の間隔が広い部分に使用し、
フロスは狭い部分に使うと良いでしょう。
フロスを使った歯間ケアが習慣化されることで、
虫歯や歯周病のリスクが減少し、健康的な口腔環境が保たれます。
毎日の歯間ケアを大切にし、健康な歯を守りましょう。
また、
定期的なクリーニングや歯科検診も口腔ケアの大切な要素です。
当院では、患者様の歯と口腔の健康を総合的に診断し、
必要に応じて適切な治療やケアを提案しています。
歯周病や虫歯の初期段階での対応が、
より重篤な問題を防ぐために重要です。
何かわからないことがあればお気軽にご相談ください。
スタッフ一同、心よりご来院をお待ちしております。