こんにちは!
JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛矯正歯科 歯科衛生士の望月です。
30℃を超える真夏日が続く毎日で外を歩くことも大変な時期ですね。
最近はコロナによる規制も緩和されて、3,4年ぶりにお祭りが開催されたりしていますよね!
私も先日、いろいろなお祭りに参加してきました。
人も多く、屋台もたくさん並んでいて、久しぶりに夏祭りが帰ってきたことに、すごく心躍りました。
私は小さい頃から、どのお祭りでも必ず金魚掬いにチャレンジしてました。今年も何回かチャレンジしているのですが、7月14日,15日に稲毛で行われた「せんげん通りまつり」に行った時に、自己最高記録の35匹掬うことが出来ました!
これからのお祭りでもやる機会があればどんどん記録更新していきたいですね!
だいぶ話が逸れてしまいましたが、今回は歯肉炎と歯周病の違いについてお話ししたいと思います。
歯肉炎や歯周炎の違いを知ってもらうために、まずは歯の構造について知ってもらいたいと思います。
歯そのものは大きく分けて3つの組織と歯髄(しずい)から構成されます。
1つ目がエナメル質、これは歯の表面を覆う1番硬い部分で、役割としては熱いものや冷たいものなどの刺激から神経を守るためにあるとされています。
2つ目が象牙質、これはエナメル質の内側に存在する組織で、食べ物を強く噛んだりした時の衝撃で歯が簡単に折れないように、衝撃を吸収してくれる役割があります。
3つ目がセメント質、これは歯の根っこのほうの組織で、歯と歯槽骨をつなげるために役立っています。
最後に歯髄ですが、ここは歯の中心部で神経が存在する場所になります。神経が通るため中は空洞になっています。
そして、これらの組織からなる歯を支えるために、歯肉や歯槽骨などがあります。
歯肉の役割は物を噛んだ時の衝撃を抑えるほかに、歯や歯槽骨が傷つかないようにするためにもあります。
歯槽骨の役割は、歯を支えたり、歯にかかる圧力を受け止めたりする役割があります。
さて、ここからが本題で、歯肉炎と歯周炎についての違いを説明します。
まず歯肉炎についてです。
歯肉炎とはその名の通り、歯肉のみに起こる炎症で、症状としては歯肉が腫れたり、色味が赤くなる、歯肉に痛みが出る、出血などがあります。
歯周炎は、炎症が歯肉のみに留まらずセメント質、歯槽骨などに広がります。
歯槽骨を破壊することによって、歯が揺れたりします。
歯肉炎も歯周炎もどちらも原因は磨き残しなどで生じたプラーク(汚れ、細菌の塊)です。
歯肉炎は目に見えてわかりやすいですが、歯周炎は目視ではわかりにくい場所で起こる為、進行していてもわかりにくかったり、症状が出た頃には手遅れだったなんてこともあります。
そのため、炎症を起こさないように大切なことは、日々の歯磨きと定期的に歯医者にメンテナンスできてもらうことです。
一度、歯周炎を引き起こし歯槽骨を無くしてしまうと元に戻すことはできません。
毎日の歯磨きで汚れを落とし、歯医者に来ていただくことで歯肉炎、歯周炎が起きていないか進行していないかをチェックして予防していきましょう!
スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。