金属アレルギー

2023.03.29

こんにちは。千葉総合歯科稲毛歯科助手の佐々木です。

日に日に厳しい寒さも和らぎ、春の陽気を感じられるようになりましたね♪


今回は、歯科と金属アレルギーについてお話し致します。

みなさん、歯医者さんと金属アレルギーって関係ある事をご存知ですか?

腕時計やネックレスなどによって皮膚がただれたりする金属アレルギーはよく知られていますが、歯科治療で使われる金属によってもアレルギーを起こすことがあります。

『歯科金属アレルギー』と言って、虫歯治療で使われる銀歯や詰め物など、金属を口に入れる事で顔・全身にアレルギー症状を発症してしまう事があります。

金属アレルギーは、金属が水分に触れて溶け出して金属イオンとなり、体内のタンパク質と結びついてアレルゲンに変質することで生じます。お口の中の金属は、常に唾液に触れているのでイオン化しやすく、体の中に蓄積されるとアレルギーの原因になります。

アレルギーの原因物質は血液の循環によって全身に回ることから、さまざまな部位に症状が出ることが特徴です。例えば、口内炎や歯肉炎、舌炎などの口腔内の症状だけでなく、口の周りや背中、手や足など、全身の皮膚に湿疹などの炎症が現れることもあります

歯科治療では、歯の詰めものや被せもの以外に、部分入れ歯のバネ、ブリッジ、歯列矯正装置などにも金属が使われています。
金属そのものが直接的にアレルギーを引き起しているのではなく、金属から溶け出した金属イオンが体内に吸収されることがきっかけで起きてしまいます。また、口の中に金属を入れて数年後に突然発症することもある為、注意が必要です。

アレルギーを無くすためには、お口の中でアレルギーの原因を取り除く必要があり、歯の治療で使われた金属を取り除いて、別の材料でやりかえることでアレルギーの緩和が期待できます。

金属アレルギーの心配のない素材の一つとしてセラミックがあります。

セラミックは、ご家庭にあるお皿など陶器に使われている素材です。透明感やツヤがあり、歯の色調や明るさを再現することに優れています。機能面でも優秀で透明感のある白さでとても自然で、長く使用してもほとんど変色せず、プラークも付きにくく、口内の清潔を保ちやすいです。金属を使っていないので歯や歯ぐきの変色も起こらないなどたくさんのメリットがあります。
銀歯とセラミックを比較すると見た目だけでなく、歯の寿命にも影響する可能性がある為、ご自身の歯を残すためにもセラミックによる治療をおすすめしています。

原因不明の体調不良は、お口の中の金属が原因である可能性があります。症状にお悩みの方は、一度千葉総合歯科稲毛までご相談ください♪
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