歯磨き粉の選び方 2022.09.28 こんにちは、千葉総合歯科稲毛の歯科衛生士・中山です。9月になりましたがまだまだ暑い日が続きますね、寒暖差で体調を崩されないように気をつけて下さい。さて、本日は歯磨き粉についてお話しします。色々な味や効果がある歯磨き粉が薬局やスーパーなどで売られて選ぶのも楽しくなりますね、自分が好きな味のフレーバーを選ぶのももちろんですが、歯磨き粉の成分が自分のお口の状態に合っているかもポイントだと思いますので解説していきます。・歯磨き粉(歯磨剤)を選ぶポイントフッ素が持っている効果が虫歯の予防にとても効果があるのでフッ素入りの歯磨き粉を選ぶようにしましょう。特に効果があるのはフッ素の濃度が高い高フッ素の歯磨き粉です。虫歯のリスクが高い方にオススメです。ただし、高濃度フッ素は6歳未満のお子様の使用は控えて下さい。●フッ素の効果●1.歯の再石灰化の促進、再石灰化とは歯から溶け出してしまったカルシウムやリンを再び歯に戻して修復する働きです。初期虫歯などは再石灰化によって治すことができます。2.フッ素による歯質強化により歯が酸に強くなる。3. 細菌の活動を抑制する作用により、細菌が酸を産生するのを減少させます。他にも、知覚過敏を軽減させる効果がある歯磨き粉、歯周病予防の歯磨き粉(抗炎症・殺菌・血行促進・組織修復効果の成分入り)など様々です。どんな効果を期待するかで自分に合った歯磨き粉を選んでみて下さい。・歯磨き粉の量についてテレビCMなどでたっぷりと出して磨いている事が多いと思いますが、実際はほんの少しだけで大丈夫ですブラシの3分の1程度くらいにしてください。歯磨き粉の量が多いと泡立ちが大きくなり逆に歯磨きの妨げになってしまいます。低発砲(泡立ちの少ない)歯磨き粉やジェル状歯磨き粉を選んでも良いかもしれません。・歯磨き粉と歯ブラシの圧について研磨剤配合の歯磨き粉は、茶渋やステインなどの歯の着色を落とす効果があります。しかし、歯ブラシの圧が強すぎると歯面や歯肉を傷つけてしまう事もありますので力を入れ過ぎないように注意して磨いて下さい。適切なブラッシング圧は、約100〜200g程度です。ブラシ圧が強いと毛先が開いてしまい清掃効果が落ちてしまうので注意して下さい。ちなみに、お子様の歯を磨く時に当医院で人気なフレーバーは、チェックアップジェルのバナナ味です。本当にバナナの味がすると大人気のフレーバーになります。いかがでしたか?さまざまな歯のケア商品を,千葉総合歯科稲毛では取り揃えております♪スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。 < 気圧と歯の痛み妊娠中のお口の変化 > ブログ記事一覧をみる