歯周病とアルツハイマーの関連について 2020.10.26 JR 稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニック 歯科医師の松浦です。 今回は歯周病とアルツハイマー型認知症の関係についてお話ししたいと思います。 最近「歯周病によるアルツハイマー型認知症への関与解明」とのニュースをご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか? これは九州大学の研究チームが解明したことで、これまではアルツハイマー型認知症の特異的な脳内病態であるアミロイドβ老人班は脳内でのみ産生・蓄積すると考えられてきましたが、今回の研究により歯種病原菌であるジンジバリス菌により歯茎にも脳内老人班成分アミロイドβが発現することが解明されたのです。 つまりは、歯周病の治療を行うことでアルツハイマー型認知症の発症と進行を抑制できるという事なのです。 (詳しい内容を知りたい方は九州大学のHPをご覧ください。) 現在、日本の高齢者の約15%が認知症にかかっていると言われ、2025年には65歳以上の5人に1人は認知症になると言われています。 最近の厚生労働省の調査では日本人の平均寿命は女性87.45歳、男性81.41歳でともに過去最高となっています。 長い人生を健康に過ごすためにも、是非口腔ケアを行ってください。 お口の中でなにか気になっている事がありましたら、お気軽にスタッフへお尋ねください。 スタッフ一同心よりお待ちしております。 < 3Dスキャナーについてマウスピースについて > ブログ記事一覧をみる