歯周病と出産について 2021.03.15 こんにちは JR 稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニックの歯科医師の吉沼です。 コロナウイルスの流行により先の見えない中、自粛も続きみなさん大変な時期を過ごしていると思います。そんな中、これから出産を迎えるお母様方は通常時でも不安な中さらに不安なことと思います。 そんな出産と口の中の関係はあまり知られていないと思います。妊娠は病気ではありませんが、ホルモンの関係などで病気になるリスクが高くなってしまうのです。妊娠中のホルモンの増加により口の中の細菌が増加してしまいます。 また、つわりがひどく口腔ケアが困難になったりすると虫歯や歯周病のリスクが高くなります。 歯周病の菌が増加すると炎症によって作られる物質や毒素が血流にのって子宮や胎盤を通過し胎児に影響を及ぼします。 また、子宮収縮が引き起こされ早産のリスクも高くなります。そういったリスクは妊娠してからですと既に菌や毒素が広まってしまっている可能性があります。なのでできる限り妊娠前に歯周病治療を済ませておくことが非常に重要になります。またご本人だけではなく歯周病菌は唾液を介して感染をおこしますので男性の方と二人揃っての検診、歯周病のチェックをすすめております。 スタッフ一同、心よりご来院をお待ちしております。 < セラミックを選択する事のメリット砂糖の日 -砂糖とむし歯のリスクについて‐ > ブログ記事一覧をみる