インプラント歯周炎

2022.07.20

JR稲毛駅前 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科・予防ケアクリニック
こんにちは。 歯科衛生士の吉川です。

厳しい暑さが続いてますがみなさん体調は大丈夫ですか??

熱中症には十分気をつけて下さいね。

暑さに負けず、長い夏を乗り越えましょう!

 

 

今日はインプラント周囲炎についてお話します。

 

インプラント治療した歯は人工歯なので虫歯にはなりません。

しかし、「インプラント周囲炎」にはかかります。

まずインプラント周囲炎とは、インプラント周辺の組織が歯周病に感染した状態を言います。

インプラントの表面に付着したプラーク(歯垢)が原因で起こります。

歯と歯肉の境目の清掃が行き届いていないと、そこに多くの細菌が侵入し、その細菌達が悪さをしてインプラント周囲炎を引き起こします。

 

一般的な歯周病より進行がとても早いのが特長です。

その理由が、天然歯は歯肉→歯根膜→歯槽骨という順で歯周病は進行しますが、インプラントの場合は歯肉→歯槽骨と骨までダイレクトに進行してしまうことが一般の歯周病よりも進行が早いと言われています。

 

インプラント周囲炎は歯周病と同様に、明らかな痛みを伴わない場合が多く、自覚症状が現れにくいのが特徴です。

主な症状は膿や出血、インプラントのぐらつきなどです。

自覚症状が出にくく気が付いたときには重症化しているケースも多いため、日頃のメンテナンスによる感染予防が重要となります。

また、インプラント周囲炎はセルフケアだけでなく、全身的な病気や生活習慣とも関係しています。主なリスクファクターとして

① 糖尿病の場合、術後の傷口の治癒や骨結合に悪影響を及ぼす恐れがあります。

② タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は、血管収縮や血流阻害などを引き起こし、インプラント周囲炎の発症リスクを高めます。

③ 貧血によって組織が酸素欠乏に陥ると、術後感染を起こしやすくなり、インプラント周囲炎を発症することがあります。

 

口腔の健康だけでなく、全身の健康を維持することでインプラントの寿命を延ばすことにつながります。

インプラント治療は期間もかかりますし、お金もかかりますが、入れた後もしっかりケアしていかないとせっかく入れたものが台無しになってしまいます。

お口にトラブルが起きてからでは遅いです。

セルフケアでは100%キレイにするのは難しいので、予防や早期発見につながるためにも、日頃から定期的に検診をおすすめします。

何かわからないことがあればお気軽にご相談下さい。

スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。

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