認知症と口腔内

2026.05.20

こんにちは。

JR稲毛駅前  千葉総合歯科稲毛  矯正歯科

歯科衛生士の齋藤です。

ゴールデンウィークも明け、爽やかな晴天が続いておりますね。皆様はどうお過ごしでしょうか。

私はゴールデンウィーク中、実家に帰り祖父母と過ごしました。祖父は最近認知症が進行してしまい、私の名前も分からない状態になってしまいました。

認知症は高齢化社会において避けて通れない大きな課題です。ここでは認知症とお口の中の関係性について2つお話していきたいと思います。

まず1つ目は「歯周病と認知症の関係」です。

認知症には種類がありますが、最も多いのが「アルツハイマー型認知症」です。アルツハイマー型認知症は脳に「アミロイドβ」というたんぱく質が蓄積されることによって発症するとされています。

通常、アミロイドβは分解されて排出されるのですが、何らかの理由で排出されずに蓄積してしまうと、脳の情報伝達が悪くなり、脳の機能が低下してしまうのです。

認知症を防ぐためには、アミロイドβの蓄積を防ぐ必要がありますが、歯周病菌がアミロイドβの生成・蓄積を促進させてしまいます。 

2つ目は「噛む力と認知症」です。

なんでも噛める人(歯が20本以上残っている)に比べてあまり噛めない人(歯が数本で入れ歯もなし)では認知症の発症リスクが1.9倍と言われています。

よく噛めない状態、つまり多くの歯が欠損したまま放置された状態が認知機能低下につながるといわれています。

よく患者さんに質問される事があります。

「この歯抜いたままじゃだめなの?」

奥歯を抜いてそのままにしてしまうと噛む力はかなり弱まってしまいます。インプラントが理想的ではありますが入れ歯でも補綴する事が大切です。

よく噛めるようになると脳内の血流が増え、神経活動が活発になります。また噛む力が低下すると食事内容にも変化が出てきます。

歯が弱ったり抜けたりして十分に噛めないと、柔らかい食べ物を好むようになり、ごはんやパン、麺類など炭水化物の摂取量が増えます。そして、噛みごたえのある肉や、繊維の多い野菜を避けるようになってしまいます。

インプラントや入れ歯もありますが、ご自身の健康な歯が一番です。健康な歯を守るために当院では2ヶ月に1回定期的なクリーニングをおすすめしております。虫歯と歯周病の予防、早期発見、早期治療に繋がります。

また認知症の予防として口腔機能検査も行っております。認知症予防につながるガムトレーニングなども詳しくお話できるので、少しでも興味のある方がいらっしゃいましたらいつでもお声掛けください。

スタッフ一同、皆様のご来院を心からお待ちしております。

千葉総合歯科稲毛 矯正歯科

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